2015栗ノ木川さくら祭り

2015年4月19日(日)例年通り栗ノ木川さくら祭りにおいて

川舟乗船体験を実施しました。

 

2015栗の木川桜祭り02

桜の花も随分と散ってしまいましたが、まだほのかに桜色を残し、

春の陽気の中、川舟乗船体験が行われました。

 

2015栗の木川桜祭り03

今回は新潟水辺の会、万代高校端艇部&OB、沼垂小学校区コミュニティ協議会の協働による乗船体験開催となりました。

 

2015栗の木川桜祭り06

受付やライフジャケット装着、乗下船補助、誘導確保など、沼垂小学校区コミュニティ協議会他の方々に協力していただきました。本当に、ありがとうございました。

 

2015栗の木川桜祭り04

魯漕ぎの板合わせは今年も活躍しました。のんびり揺られて乗る川舟は風情があります。

 

2015栗の木川桜祭り07

石﨑とおる衆議院議員にも乗船していただきました。生まれ育った地元の栗ノ木川を川舟から観る情景はいかがだったでしょうか。

 

2015栗の木川桜まつり01

つうくり市民会議の新会長に就任された新潟県立大学・山中知彦教授にも乗船していただきました。

 

2015栗の木川桜祭り05

午前10時から14時までの間、多くの親子連れや子供達が懸命にカヌーを漕いでいました。

毎年、川舟体験を楽しみにしているという声を聞いて嬉しくなりました。

 

2015栗の木川桜祭り08

最後に関係者一同で記念撮影。今回は150人の方に乗船していただきました。

皆様、本当にお疲れさまでした。

これからも栗ノ木川の素晴らしさを乗船体験で伝えていけたらと思います。

また来年もよろしくお願い致します。

 

 

第10回栗ノ木川さくら祭り乗船体験報告

4月14日(日)第10回栗ノ木川さくら祭りで、板合わせやカヌーの乗船体験を午前10時から午後2時まで行い、川面から見る新潟の風景を多くの方々に楽しんでいただきました。

 栗ノ木川さくら祭り

今回も万代高校の端艇部の生徒さんやOBの方々と、板合わせを漕がしたら当会の松野世話人も顔負けの宇田さんのご協力があり、225名の方々に栗ノ木川沿いに咲く桜並木を満喫していただきました。

 乗船体験の皆さん③

栗ノ木川の乗船体験は8年前、近くにある沼垂小学校児童の提案で、栗ノ木川の川沿いの金網フェンスの一部が取り払われ、川沿いの散歩道は親水公園となり住民に親しまれる場所になりました。それを機に、故郷の風景を川より味わいながら水辺に親しんでもらうことを目的に始めたものです。

 2013-栗ノ木川さくら祭り③

第10回の栗ノ木川さくら祭りは周辺の住民よりの意見もあり、演舞や演奏などの会場を200m程下流に移動したもので、乗船体験の会場が取り残された形となりました。

栗ノ木川さくら祭り会場②

どれだけの方が来るか分からない中でしたが、9時30分過ぎより乗船したいと多くの親子連れがやってきました。

 2013-栗ノ木川さくら祭り②

今回のさくら祭りには10人乗りの板合わせ1艇と、カヌー4艇、そして安全を見守るために監視船としてかもめ丸を世話人の横山さん、淺井さん、長谷川さんが朝早くより準備してくださり、河口の森より曳航して運んでくれました。

 カヌー3艇と監視用の船外機

私たちがテント設営や乗船準備をしている時、大きな望遠レンズをつけたカメラマンが数人歩いていきました。てっきりさくら祭りの撮影と思っていましたが、9時50分過ぎ、突然「ボー」と言う大きな音とともに、蒸気機関車の「SLばんえつ物語」号が乗船場近くの鉄橋を渡って行きました。あのカメラマンはこの為に来ていたのでした。

 栗ノ木川と鉄橋

万代高校端艇部の方などがライフジャケットの着け方や、板合わせやカヌーの乗船補助をお手伝いしてくれました。またカヌーの後に乗って、カヌーの楽しさを教えてもくれ、乗った方たちはいずれも笑顔があふれていました。

 乗船体験の皆さん②

栗ノ木川の水はお世辞にもきれいとは言えませんが、親子などがカヌーを生き生きと漕いでいる顔を見ていると、今の新潟市街地では水と触れ合う機会も場所も少ない事が、改めて残念に思えます。

 乗船体験の皆さん⑥

水郷と呼ばれる地域の様に、栗ノ木川を観光資源として再生するには難しいでしょうが、往時の様に川船が行き交うのんびりとした風景が観られたらなあと、あの板合わせの櫓が触れ合うときのギー、ギーの櫓漕ぎの音は何とも良いものです。

 乗船体験の皆さん①

万代高校の端艇部のカヌーは細くてスピードは出るが安定性はあまり良くないらしく、時々バランスを崩して沈して、下痢をする事もあると言う。この川で泳げるぐらいには無理かもしれないが、もう少し水質を良くすることが新潟水辺の会に求められていると感じました。

 万代高校端艇部のカヌー

風も無く、春の陽気の中で7分咲きの桜を見るのは最高でした。

 

乗船体験の皆さん④ 

今回の乗船体験にご協力いただきました松野さんのご家族、いつも通船川清掃でお世話になっている小池さん、ならびに会場の受付をしていただきました新潟水辺の会の会員の皆様、一日ご苦労様でした。また来年もよろしくお願い致します。

スタッフ開始前に記念撮影 スタッフ開始前に記念撮影

第9回栗ノ木川さくら祭り開催

新潟市東区に住む新入会員の長谷川 隆さんからの報告です。(事務局 加藤)

4月15日(日)、豪雪の影響で今年は桜の開花も遅れているけれど、晴天の中、栗ノ木川さくら祭りが開催されました。毎年、開かれているのは知ってはいましたが、参加は初めてでした。栗ノ木川左岸の特設ステージに一輪の桜もありませんでしたが、思っていたよりも集まった人の多さに少し驚きました。(満開の桜の咲く例年はこの数倍とか)

9時30分より仁多見中央区区長、当会の大熊 孝代表(つうくり市民会議会長)など来賓の祝辞のあと、沼垂小学校の万代太鼓、栗ノ木川総合学習発表会、沼垂きやり太鼓、よさこい踊り、焼きそばなどの飲食店、フリーマーケットなどが盛大に催おされていました。

8年前に岸辺の金網フェンスが取り除かれた水とみどりの広場では、新潟水辺の会と万代高校端艇部の方々が漕ぐカヌーや板合わせの乗船体験が行われていました。

カヌーや板合わせの乗船体験をされる人々の様子をみると、単純な遊びだけれど、とても楽しんでいる事が分かりました。地元の宇野さん(74歳)は昔とった杵柄で、板合わせを漕いでいました。(皆さん乗船する前にライフジャケットをしっかりと着けて、パドルの漕ぎ方を習っていました)

栗ノ木川の水はお世辞にもきれいとは言えませんが、親子やカヌーを漕いでいる子どもたちの生き生きとした顔を見ていると、今の新潟市街地では水と触れ合う機会も場所も少ない事が、改めて残念に思えました。

水郷と呼ばれる地域の様に観光資源として再生するには難しいでしょうが、往時の様に川船が行き交うのんびりとした風景が観られたらなあ、と想像してしまいました。

受付やライフジャケットの着付け、監視艇、板合わせ漕ぎ、カヌー漕ぎの皆様、1日大変ご苦労様でした。