川親水活動番外編(8月)を実行しました。

横山さんから「川親水活動番外編(8月)」として案内しておりました、阿賀野川の津島屋閘門から満願寺床固めまでの18kmをカヌーで漕ぎ上るという活動を、8月10日に実行いたしました。

参加者は、救護艇「かもめ丸」で見守役の横山さん、自作のシーカヤックを漕ぐ村山さん、もらいもののファルトカヤック(2人乗りフジタカヌー)を漕ぐ私、佐藤の3人です。ようするに、いつもの3人しか集まらなかったということであります。

8月10日、8:30に河口の森に集合しましたが、この日は朝一番で、新潟日報北地区ミニコミ誌「にぽにぽ」編集部の横尾文子さんの取材を受けることとなり、四河川回廊を航行した村山さんの話を中心に取材に対応しました。

というわけで、2艘のカヤックを積んだ「かもめ丸」は、少し遅れて9:30に津島屋閘門に向かって河口の森を出発しました。

津島屋閘門を抜けてから2艘のカヤックを水面に浮かべ、10:10に阿賀野川の漕ぎ上がりスタート。さすがに阿賀野川は広いです。

10:55泰平橋通過。

11:10日本海東北自動車道の橋の手前の中州付近で「かもめ丸」の碇を下し、カヤックの二人も「かもめ丸」に移って昼食休憩。11:40再出発。ここまでのペースが時速3kmと遅かったため、このままでは予定の時刻に目的地に着けないため、ここからは時速5~6kmにペースを上げて漕ぎました。

12:45大阿賀橋通過。広大な浅瀬が広がり、パドルが底の泥を撒きあげるところも・・・

13:45横雲橋通過。川幅がやや狭くなって、流れを遡るという感じが強くなります。

14:20満願寺床固め到着。所要時間4時間10分。時速4.3kmのペースでした。さすがに疲れましたが、私は今夏一番の達成感を味わうことができました。感謝です。

到着点の上が公園になっていて、水場とトイレが完備しているので、1日目をここでテントを張って野営すれば、楽しく四河川回廊の航行を実現することができると思われます。

14:40満願寺床固めを出発して帰路につく。私のファルトカヤックを「かもめ丸」に積み、村山さんのシーカヤックを曳いての航行です。

15:35津島屋閘門到着。なかなか閘門を開けてもらえず、16:05閘門通過。

16:30河口の森到着。後かたずけをして解散となりました。

横山さん、村山さんお世話になりました。私にとっては良い一日となり感謝いたします。

今回の活動が、もっと多くの参加者を得て実施する四河川回廊の舟旅として発展する日につながれば嬉しいなと、夢想いたしました。(投稿者:佐藤哲郎)

 

※この活動は新潟市の地域活動補助金の助成を受けています。

3 comments

  • 佐藤 哲郎

    今回のカヌー航行によって、阿賀野川を遡上した舟が満願寺閘門まで到達できないことを知り、障害物となっている満願寺床固めが、どういう目的で造られた構造物かおおいに疑問に感じていましたが、横山さんのコメントで、小阿賀野川に一定の水量を誘導するためのものと理解いたしました。
    しかし、理由がわかったら、腹が立ちました。
    利水の目的なら別の方法を考えろ!と思います。
    川は誰のものだと思ってるんでしょう。
    川は自然天然の天下の往来です。
    どんな理由を掲げようとも、天下の往来をふさぐ権利はないし、川を船で通行するなという暴言を吐く権利もない!
    川を船で通行することは、悠久の昔から自然とともにある人の営みです。
    阿賀野川を船が通ることを考えないから、大河に見える阿賀野川も浅瀬が広がってしまって、船が通る道を探すのが困難な有様でした。
    巨大なダムで川をふさいだり、コンクリート構造物で川を不自然なものにするような人の思い上がりは、もう時代遅れです。
    自然な川の営みを基本として、人の暮らしとどう折り合いをつけてゆくかを考える時代です。
    左脳偏重の誤りを反省して、右脳の感性の声に耳を傾けなければなりません。
    現代の日本人よ!同郷の皆様よ!人は水辺で暮らし遊んできたのです。もっと水に浮かぶ楽しさに親しもうではありませんか。阿賀野川から信濃川へ、四河川回廊を舟でまわって楽しむ人が増えれば、川の環境への関心が高まるというものです。

  • 村山富士男

    横山さん、佐藤さん。お疲れ様でした。また、久しぶりに楽しい川遊び有難う御座いました。
    人数は少なくても、4河川一回廻りましょう。
    そのうち物好きが増えてきますよ。

  • 佐藤 哲郎

    私の2人乗りカヤックに水が浸入せず気分良く乗れるように準備をしておきますが、村山さんと私以外に参加者は現れるのでしょうか?勇気ある暇人の参加を切望します。
    水辺の会ですから、水に浮かんでナンボのものです。

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