湊まち新潟歴史ウォーク2015報告

8月29日(土)湊まち新潟歴史ウォーク2015の第4回「水運で活用されている水路散策」の運営を当会が担当しました。参加者44名を4班に別け、ミニ講座・山の下閘門見学・通船川乗船体験・川風サロンを順番に巡るという内容でした。

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当日は未明から時折、激しい雨で開催が危ぶまれましたが、集合時刻の午前8時30分頃には小雨に変わり、参加者も三々五々集合し一安心です。

 

 

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山の下排水機場の4階会議室では「通船川の歴史と環境」と題して通船川の成り立ちから環境の変遷のミニ講座が行われました。

今回は会員の斎藤務さんが計4回の講義を担当。前代表である大熊孝顧問作成の資料を元に、時折、笑いもこぼれる楽しい講義となりました。

通船川が、かつての阿賀野川だったことや通船川という名前の由来等の話に感心する参加者でした。

会員一人一人が、このように河川環境への解説が出来るようになるのは大変、心強いものであります。

 

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午前9時50分からは、各班が集合して山の下閘門の開閉の見学です。

日本海と通船川の水面の高低差が約2メートルあることが実感できるもので、一気に大量の水が溢れる様子は迫力があり、参加者も興味深く見学していました。

パナマ運河と同じセクター・ゲート方式というと参加者の皆さんも納得した様子でした。

 

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生憎の雨ですが、通船川乗船体験は好評でした。

新潟市民でも通船川を知る者は少なく、ましてその川をクルーズすることによって

現在の通船川を知って頂くのは大変、有意義な事です。

 

 

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乗船を待つ間、川辺のテントにて「川風サロン」が行われました。佐藤会員による信濃川とと通船川の水質の話、その後、「越中おわら風の盆」の胡弓演奏者でもある佐藤さんから胡弓の生演奏をしていただきました。

小雨ではありましたが、ひと時、清々しい情景を演出していただきました。

 

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小雨にも関わらず、この日の午前中は万代高校短艇部が練習していました。

参加されたかたも、通船川でカヌー部の高校生が練習している事を初めて知る方が多く、彼らの練習風景にも注目していました。

この様な活動を通じて通船川の秘められた魅力を多くの方に知って頂ければ幸いです。

 

 

 

新潟歴史ウォーク2014の様子は、こちらから。

 

 

 

 

 

 

 

 

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