第14回通常総会が開催されました。
2014年7月19日(土)、クロスパルにいがた(新潟市中央区)にて、第14回通常総会が開催されました。
大熊 孝代表より「この一年間水辺の会は、通船川河口の森での舟小屋の完成など大きく進展したと感じている。新しい年度に向けてご議論いただきたい。」との挨拶、定足数の確認(出席36名、委任状56通により定足数を満たす)等の後、山岸俊男副代表の進行により議事がスタートしました。
議事内容は以下のとおりです。
- 平成25年度 第13期(2013/06/01~2014/05/31)の事業報告
- 信濃川・千曲川鮭の道復活の取り組み(サケの遡上状況、信濃川大河塾、発眼卵の埋設、市民環境放流、サケの稚魚放流サポーター基金、長野県との連携の仕組みづくりなど)
- 通船川を拠点とした活動(つうくり市民会議、川清掃、親水活動、河口の森の舟小屋建設)
- その他、イベント・シンポジウム等
- 平成25年度 第13期の決算報告、監査報告
- 平成26年度 第14期(2014/06/01~2015/05/31)の活動展望
- 通船川では舟小屋の活用、新潟市が建設するトイレの維持管理、川の利用や川清掃などの促進など
- 信濃川・千曲川の鮭の道復活では、遡上する鮭の増加、環境放流の継続、長野県の団体との連携強化、活動のPRなど
- 新たに鳥屋野潟環境事業部を設立し、舟運や利活用の調査や試験的活動
- 水辺の会の活動体制
- 長期的に存続できるよう、コンパクトな運営体制づくり、事務・会計の管理の一元化、事務作業の負担の分散化など
2時間にわたる活発な議論の後、梶 瑶子副代表より「議論ばかりではなく、水辺の会の活動には“楽しさ”が根底にあるので、それを忘れず新年度の活動に取り組んでいきたい」との挨拶で閉会しました。
その後、午前中の大雨から一転して日差しが照りつけるなか、会員の皆川 袈裟雄さんの案内により、今年3月に完成した、早川堀通りの水空間を活かした街路をウォッチングしました。
水面を風が吹き抜けてキラキラする様子が綺麗でした。この街路の完成までに、地元の方々が中心となり300回以上もの勉強会や話し合いが行われたというのに驚きです。地元の方々の間では、これだけのことを積み重ねて完成したものを今後どのように活用していくのかも課題になっているようです。
その後は懇親会となり、新しく事務局長に就任した長谷川 隆世話人の乾杯の音頭を皮切りに、近況や活動へのアイディアなど思い思いに語り大いに盛り上がったひとときでした。
総会に参加されました皆様、お疲れ様でした。
事務局長という大任を拝し身の引き締まる想いです。
今後も新潟水辺の会の益益の発展のため尽力して参ります。何卒、よろしくお願いいたします。