8/4全国川サミットin長岡にて、新潟水辺の会が事例発表を行いました。

川と共生したまちづくりを考える全国川サミットが8月4日、長岡市川口の交流体験館「杜のかたらい」で開催されました。(参加180名)全国21の自治体から首長らが出席し、水辺イベントや治水の取り組みの発表があり、水資源の大切さを再認識しました。

全国川サミットは1992年から全国で毎年実施され今年で20回目、本県では初の開催でしたが、7月29日に発生した新潟・福島豪雨災害の被害のこともあって開催の判断に悩んだようですが、長岡花火の開催が決まったこともあり、こういうときだからこそと、開催に踏み切ったとのことです。

当日は9時15分から二つの団体(「新潟水辺の会」と長岡市越路の「大地の会」)から事例発表がありましたが、「新潟水辺の会」からは事務局長の加藤 功さんが、「かってのように鮭が遡る、信濃川・千曲川へ」という題目で、鮭の稚魚の放流をシンボルとして千曲川・信濃川の「ダムと地域の共生提案」、「次世代への環境教育」へ活動をつなげてゆきたいと語って、堂々と充実した発表を行いました。

全国川サミットはその後9時45分から、長岡市出身の自然科学絵本作家・松岡達英氏の基調講演「川が教えてくれたもの」を聴き、10時40分から参加自治体の首長らによる川への思いを語るコメント発表があり、12時には「これからも川と共生した地域づくりに取り組んでいく」とする共同宣言を採択して閉会しました。来年の川サミットは茨城県取手市で開催される予定です。

 

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