川の右・左―上流を向くのか、下流を向くのか?―

川について話し合うとき、「川の右岸側に水を引き入れる」とか、「川の左岸の堤防に護岸する」とか、どうしても川の右、左が問題となる。

それでは、川の右・左はどうやって決めるのであろうか? 

結論を先に述べるならば、川の下流に向かって、右側を右、左側を左という。

これも添付してある記事(東京新聞夕刊・放射線、1997・7・9)のように、かつては上流を向いて、右・左を決めていたところもある。

この記事を書いた後に知ったことであるが、第二次世界大戦以前、日本の陸軍も川の右・左は上流を向いて決めていたそうである。船で適地に乗り込んで、川沿いに上陸することが多く、上流を向いて、右・左といったそうである。

 今では、世界中で、川の右・左は、下流を向いて決めることになっている。

 

 

 

 

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