梅雨空の下の河口の森

2011年6月27日付で、世話人の横山 通さんから下記の投稿がありました。

毎日、梅雨本番で鬱陶しい天気が続いています。先日の強風で立ち葵が根元から引っくり返ってしまいました。何か適当な補強で支持をする必要があるようです。根元を深く掘り起こさなかったことで根張りが充分ではなかったようだと反省すること頻りです。自然の中でまともな花をつけてもらうことすら、それなりの知識と経験を問われるのでした。

 

すると囲いの中の花菖蒲が2輪咲いていました。蕾がもう二つあるのでもう2輪咲いてくれそうです。『花の色は咲いてみないとわかりません。』と苗木屋さんから言われていましたが涼しげな花でした。花菖蒲は宿根草なので一度根付くと管理さえ良ければ毎年花をつけてくれると思います。後は私の管理次第ということだと思います。『東京が駄目なら博多があるさ』というわけではないのですが立ち葵が残念な状態ですが花菖蒲に助けられました。

 

立ち葵をどうしようかと考えながら車に乗ろうとすると道路前方に雉のつがいが道路を悠然と歩いています。鳴き声ばかりで姿を見たのは2回目なのですが今回ばかりはカメラに収めたいと急いでシャッターを押したのがこの写真です。雉は人との距離に応じて歩く速度を決めているようです。野生の知恵というべきなのでしょう。雌は一足先に森の中に隠れてしまいました。このつがいがこれからも河口の森で生きてゆける環境であって欲しいと願うばかりです。

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