第9回栗ノ木川さくら祭り開催

新潟市東区に住む新入会員の長谷川 隆さんからの報告です。(事務局 加藤)

4月15日(日)、豪雪の影響で今年は桜の開花も遅れているけれど、晴天の中、栗ノ木川さくら祭りが開催されました。毎年、開かれているのは知ってはいましたが、参加は初めてでした。栗ノ木川左岸の特設ステージに一輪の桜もありませんでしたが、思っていたよりも集まった人の多さに少し驚きました。(満開の桜の咲く例年はこの数倍とか)

9時30分より仁多見中央区区長、当会の大熊 孝代表(つうくり市民会議会長)など来賓の祝辞のあと、沼垂小学校の万代太鼓、栗ノ木川総合学習発表会、沼垂きやり太鼓、よさこい踊り、焼きそばなどの飲食店、フリーマーケットなどが盛大に催おされていました。

8年前に岸辺の金網フェンスが取り除かれた水とみどりの広場では、新潟水辺の会と万代高校端艇部の方々が漕ぐカヌーや板合わせの乗船体験が行われていました。

カヌーや板合わせの乗船体験をされる人々の様子をみると、単純な遊びだけれど、とても楽しんでいる事が分かりました。地元の宇野さん(74歳)は昔とった杵柄で、板合わせを漕いでいました。(皆さん乗船する前にライフジャケットをしっかりと着けて、パドルの漕ぎ方を習っていました)

栗ノ木川の水はお世辞にもきれいとは言えませんが、親子やカヌーを漕いでいる子どもたちの生き生きとした顔を見ていると、今の新潟市街地では水と触れ合う機会も場所も少ない事が、改めて残念に思えました。

水郷と呼ばれる地域の様に観光資源として再生するには難しいでしょうが、往時の様に川船が行き交うのんびりとした風景が観られたらなあ、と想像してしまいました。

受付やライフジャケットの着付け、監視艇、板合わせ漕ぎ、カヌー漕ぎの皆様、1日大変ご苦労様でした。

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