第12回生物多様性シンポジウムのご案内
テーマ「在来生物に新たな脅威・・・県境を越える侵略的外来種」
開催趣旨:地域在来の多くの生きものたちが、外来生物によって、生存が脅かされています。
福島県裏磐梯に持ち込まれた侵略的外来種ウチダザリガニは、阿賀野川を下って新潟県側まで侵入し、新潟市横雲橋まで達したとの情報があります。
裏磐梯から内の倉ダムへ持ち込まれたと思われるコクチバスは、加治川河口部まで広がり、長野・福島両県から流下したコクチバスは新潟市まで達し、途中の支川や農業用水路にまで遡上し始めています。
このシンポジウムは次々と持ち込まれる新た外来種、追い詰められる在来生物、対策が追いつかない現状に対して、私たちに何ができるか考えていくものです。
期日:2015年3月7日(土) シンポジウム、8日(日)エクスカーション
会場:新潟市江南区 大江山公民館(新潟市江南区細山401番地 電話:025-276-2691 大江山農村環境改善センター内)
参加費:500円(学生無料)、希望者は昼食弁当(お茶付き)を700円で販売します。
日程:
3月8日(土):シンポジウム
- 9:30~ 受付
- 10:00~ 開会 経過報告
- 10:30~ 基 調 講 演「侵略的外来種対策新たな展開(仮)」
- 12:10~ 昼食休憩 希望者:阿賀野川散策(好天時)
- 13:20~レポートと提言
- 阿賀野川に定着したウチダザリガニ・・・「食べて駆除」は可能か:五十嵐洋祐氏( 阿賀町在住)
- 朱鷺の島佐渡で進める外来種対策:近藤敬一氏(佐渡在来生物を守る会事務局長)
- 内の倉ダム湖におけるコクチバス駆除の成果と課題:本間智晴氏(新潟県内水面水産試験場資源課)
- 水族館が取り組む希少種保護活動:石川訓子氏(新潟市水族館マリンピア日本海)
- 16:00 閉会交流会参加者移動
- 17:30~ 交流会阿賀野市 出湯 すからべ庵 (囲炉裏のある古民家):参加費3,000円(学生1,000円) 宿泊を希望される方は寝袋をご持参ください。
3月8日(日): 午前エクスカーション(瓢湖~福島潟方面)
当日集合: 9:30am 瓢湖白鳥会館前駐車場
参加申込:2月28日(土)まで申込書をメールまたはFaxにてお送りください。(送り先はチラシ・申込書を参照)
申込書(xlsx形式)は“こちら”からダウンロードしてください。
主催:生物多様性保全ネットワーク新潟・ブラックバス問題新潟委員会
共催:NPO法人渓流再生フォーラム・NPO法人ねっとわーく福島潟・NPO法人五泉トゲソの会・東蒲自然同好会・佐潟環境ネットワーク・NPO法人加治川ネット21・佐渡在来生物を守る会・NPO法人越の里山倶楽部・NPO法人新潟水辺の会
後援:新潟県・新潟市・新潟県内水面漁業協同組合連合会・全国ブラックバス防除市民ネットワーク・新潟県自然観察指導員の会・新潟県自然・環境保全連絡協議会
お問い合わせ:生物多様性保全ネットワーク または“こちら”から(メールソフトが起動します)