野沢温泉村小学校の鮭発眼卵からの育成-1
かつてのように秋になると、千曲川に鮭の遡上する姿が見れるように、長野県内の小学校などで鮭の発眼卵からの稚魚育成を行い、川の恵みを考えへ、生命の尊さ、自然界の厳しさを学んでいただきたく、野沢温泉村小学校へ鮭の発眼卵をお届けしました。
能代川サケ・マス増殖組合で輸送の箱にいれましたが、まだ卵に黒い目が出始めたばかりの鮭の発眼卵でした。
12月15日午後木島平村の持田養魚場に15万尾の発眼卵をお持ちし、その一部を野沢温泉村小学校におとどけしました。
当日はまだ雪はありませんでした。教務室前に長野大学の高橋先生が前の週にお持ちした水槽2基に発眼卵を入れることになりました。
発眼卵は4年生が育成をやっていただけることになり、水槽に約200粒の発眼卵を入れました。
そして今月になって孵化した稚魚はお腹にオレンジ色の袋を付けて、その袋から栄養をとって大きくなりました。1月23日にはこのようにまだ水槽の底にじっとしていますが、もうすぐ水中を泳ぎ浮き上がってくることでしょう。
これからも稚魚が大きくなる過程を写真でお届けしますので、待っていてください。2へ続く