毎年8月のお盆過ぎになると、通船川中流域の松崎ニュータウンの公園(船着場)にて、通船川中流交流会と松崎ニュータウン自治会の主催で「三世代交流会(灯ろう流し)」が開催されます。今年で11回目を迎えるそうですが、多くの家族連れでにぎわう地域の重要な行事となっています。やきそば、かき氷などの出店が並び、夕方になるとバンド、マジック、ダンスなどが舞台で披露され、暗くなると灯ろうが川に浮かび、花火が川を彩ります。(灯ろうも花火も下流に設置したフェンスで回収されます。)この行事の日中のプログラムに、「カヌー・乗船体験」という企画があり、主催者からこの部分の依頼を受けて、新潟水辺の会が運営を担当して参りました。
今年は8月18日(日)に開催されましたが、新潟水辺の会は13:00~15:30の「カヌー・乗船体験」の運営を担当しました。当日水辺の会から出動したのは10名(大熊、梶、山岸、相楽、松野、加藤、横山、浅井、長谷川、佐藤)でしたが、万代高校端艇(カヌー)部(江竜田先生)の皆さんの協力を得て、2時間半で156名の人々(こどもが多い)から乗船(舟)体験をしてもらうことができました。
当日、新潟水辺の会が提供した船(舟)は、船外機船2艘、板合わせ1艘、カヌー3艇、カヤック1艇でした。乗船(舟)者には、それぞれの船(舟)の特徴を楽しんでいただきましたが、舟で川に浮かんだ体験、川に親しんだ記憶をきっかけにして、水辺環境に関心を持っていただけるようになったら、嬉しいことだと思っています。この行事の主催者は案内チラシの中で、「地域住民に愛される通船川を目指したい」と述べていました。
最後にスタッフ一同で集合写真を撮る寸前のくだけた表情です。 報告:佐藤哲郎