信濃川の鮭遡上状況速報
信濃川に鮭が遡上しているようです。
以下は新潟水辺の会の加藤功世話人からの報告です。
いよいよ千曲川の西大滝ダムへの鮭の遡上が始まりました。
11月22日に長野で開催する「信州の鮭文化を語るシンポジウム」の打ち合わせの為、10月10日に信濃川の宮中取水ダムから遡って千曲川の西大滝ダムの鮭の遡上状況を確認しながら長野へ向かいました。
午前10時過ぎ西大滝ダムに着き、管理用通路から魚道を眺めていると、魚道に設置された左右の捕獲箱に1尾づつ鮭が入っているのを発見しました。
早速、毎日朝8時にここに確認に来ている高水漁協の宮本さんに連絡、駆けつけた吉越さんと一緒に今年最初の鮭2尾を採捕しました。
1、 体長69cm、体重3.0kgのオス
2、 体長72cm、体重2.5kgのオス でした。
体重、体長などを確認し、すぐに上流に放流しました。
8時に宮本さんが確認に来た時は鮭は発見できず、自宅に戻ったとの事でした。
その後2時間の間に鮭は西大滝ダムの魚道に遡上したようです。
これを契機に、西大滝ダムを多くの鮭が遡上することを期待しています。
尚、下流の宮中取水ダムへは鮭の遡上ラッシュが続いています。
下記のグラフをみていただけると経年変化が読み取れると思います。
10月8日までに264尾(オス 158尾、メス106尾)で、今年の目標を大幅に超えそうです。
ご期待下さい。
また、11月2日(土)には長野市安茂里公民館にて、「信州の鮭文化を語るシンポジウム」を開催します。沢山の方々のご参加をお待ちしております。
シンポジウムの詳細は“こちら”をご覧ください。