第10回 身近な水環境の全国一斉水質調査

当会が河川の水質調査を始めたきっかけは、2002年信州大学の沖野先生から信濃川の24時間水質調査をやりませんかの呼びかけからであった。自宅近くの信濃川の本川大橋を選び、9月21日午前10時より始まり翌日の午前8時まで12回、つまり2時間に1回信濃川の河川水を採水しCOD(化学的酸素要求量)、pH(水素イオン濃度)、NO3-N(硝酸態窒素)、PO4-P(リン酸態イオン)の値を測定した。1日間で大きな値の変化はなかったが、信濃川が意外と汚れていることに気づかされた。

2002年信濃川24時間調査

2002年信濃川24時間水質調査に初めて参加

その後、東京のみずとみどり研究会より全国一斉に身近な河川の水質調査を一緒にやらないかとのお誘いがあり、2004年(財)こしじ水と緑の会よりの助成金で調査用具(クリーンメジャー30本)を調え、新潟県内の団体と一緒に新潟市周辺の河川調査を始め、早いもので今年は10回目となった。

2004年調査スタッフ

2004年初めて調査に参加した方々

 毎年水質の調査をやっていると是非ここはやった方が良いと思われる地点と、ここ数年変化がないしその地点の上流や下流でやっているので無理してやることの無い地点が分かってきた。そこで数年前より必ず調査を毎年行う地点を定めるようになった。また、現在のパックテストは低濃度(COD0~8)までの測定で、それ以上の汚れがあっても値が分からないため北陸技術研究所にて公定法の分析をしていただいている。

黒崎第1団と新潟15団のボーイ-スカウト

 2012年測定中の黒崎第1団のボーイと、新潟第15団のボーイの子どもたち

 

今年も新潟市周辺で調査を行いました。

越後新川まちおこしの会

 越後新川まちおこしの会の方々

新潟水辺の会 (1)

船による通船川、栗ノ木川の水質を測定の新潟水辺の会

新潟市民大学講座

  新潟市民大学を受講の有志も毎年やっている

 新潟市周辺水質調査団体-1

新潟市周辺の調査団体と調査河川

新潟水辺の会 (3)

新潟水辺の会 下越海岸の河川調査班

6月2日調査日に行事が重なった団体は、9日実施予定です。

 

 

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