鮭稚魚の市民環境放流2015年第一弾

2015年3月10日(火)午後2時より、清津川支川の釜川で、今年の鮭稚魚の市民環境放流が行われました。

3月15日に実施する稚魚放流の際の除雪体制の打ち合わせも、小千谷の東京電力と行って来ました。

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今回は中魚沼漁業協同組合で育成していただいた、十日町市分15万尾、JR東日本分3万尾、新潟水辺の会分7万尾の合計25万尾の鮭稚魚を三団体合同で放流を行いました。
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まだ積雪が2m以上残る清津川は、昨年秋マルチコプター(UAV)による空撮(下の写真)でも鮭の遡上と自然産卵が多く確認されている河川で、3~4年後の鮭遡上が大いに期待される河川です。

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十日町市より2名、JR東日本より7名、中魚沼漁業協同組合より5名、新潟水辺の会より2名が立ち会いました。
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これまで水温11℃の養魚池で3ヶ月かけて約6cmに育った稚魚は、水槽温度7℃の運搬車から、
水温5℃の釜川にも直ぐになれて元気よく泳いで下って行きました。
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この運搬車の容量は15万尾くらいが限度のため、1度養魚場へ戻り稚魚を車に積んできました。
その他、中魚沼漁業協同組合が2月26日18万尾を釜川に放流していますので、合計43万尾が
信濃川を現在下っています。

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長野県内4小学校で育成した鮭の稚魚と、長野県木島平村持田養魚場で育てていただいた
鮭稚魚の放流詳細については、会員など23名参加で3月14日~15日に行われます稚魚放流終了後にホームページにアップさせていただきます。

リンク:「2015年-鮭稚魚の市民環境放流&活動発表会」のお知らせ

※この事業は三井物産環境基金の助成を受けて実施しています。

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