12月7日(土)「水辺シンポジウム2013」開催のご案内

「水辺シンポジウム2013」開催のご案内をいたします。当会の会員の皆さんにはお伝えしていますが、会員以外の皆さんにも、ぜひご参加いただきたく、ご案内いたします。

 

「水辺シンポジウム2013」は、12月7日(土)13:30より、クロスパル新潟4F映像ホールで開催されますが、“第1回・子どもの川遊びが永続できる条件づくり事始め”として、「第1部:若者にとっての水辺の魅力と親水環境づくり」、「第2部:大人のすべき水辺舟利用の条件づくり」などのテーマで議論を展開して参ります。

 

昭和30年代まで、新潟市周辺の潟や川べりの暮らしには舟が欠かせず、農業、漁業、水運のなりわいとともに舟のある暮らしがありました。そして、大人の労働のかたわらには、労働の手助けをしたり、仲間同士で遊びまわる、子どもたちにとっての水辺の暮らしがありました。

 

子どもたちにとって、水辺には危険もありましたが、先達のまなざしに守られ、経験で克服して逞しく成長し、水辺を吹きわたる季節の風が、心の風土を形成してくれました。

 

いま、水辺から子どもたちを遠ざけているだけでなく、心と身体で水辺に親しむ機会を創ってゆきたい・・・そして新たな時代の「水都にいがた」と呼ぶにふさわしい、心の風土を育んでゆきたい・・・考えてみれば、それは大人たちの、水辺に対する心のスタンスの問題でもあります。

 

現代の川ガキを育む「川の学校」の存在意義があらためて認識されたり、川のスポーツのすそ野を広げたいという熱い思いがあったり、川で遊ぶことに対する行政の姿勢の変化(信濃川の障害物撤去の例)も生まれてきています。

 

現在、通船川・河口の森に舟小屋建設の募金を呼びかけている当会の思いも込めて、初めて「川で遊び、川体験を重ねよう」、「水辺の遊びは文化です」と呼びかける「水辺シンポジウム」となります。

「水辺シンポジウム2013」への皆さんのご参加を、心を込めて呼びかけます。

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