川親水活動番外編(10月)を実行しました。
「川親水活動番外編(8月)を実行しました。」という投稿記事(8/11付)で、8月10日に阿賀野川の津島屋閘門から満願寺床固めまでの18kmをカヤックで漕ぎ上ったことを報告しましたが、今度は10月27日(土)に「川親水活動番外編(10月)」として、満願寺閘門から小阿賀野川~信濃川を通って山ノ下閘門に至る30kmをカヤックで漕ぎ下るという活動を実行いたしました。
「川親水活動番外編(10月)」の参加者は、救護艇「かもめ丸」で見守役の横山さん、自作のシーカヤックを巧みに操る鉄人・村山さん、もらいもののファルトカヤック(2人乗りフジタカヌー)を漕ぐ私・佐藤(哲)の3人です。前回同様、いつもの3人というわけです。10月27日(土)のカヤック航行コースは下図に赤いラインで示しました。
10月27日(土)7:20に河口の森に集合、準備を整えて、私のファルトカヤックを「かもめ丸」に積み、村山さんのシーカヤックを曳航して出発。8:00に山ノ下閘門を通過して信濃川を遡上し、満願寺閘門をめざす。
昭和大橋を過ぎるあたりから、鮭漁の網をしかける漁船が現れ、しばらく神経を使って航行する。私たちが稚魚放流した鮭は捕まらずに長野県まで遡上していってほしいものだ。
9:40満願寺閘門到着。用足しや出発準備を整え、10:00カヤック航行に出発。
満願寺閘門から能代川合流地点までは川の流れに乗ってハイスピードで漕ぎ進む。 10:30能代川合流地点通過。
11:30亀鶴橋を通過して信濃川に出る。(橋を越えて、右に曲がれば信濃川だ。)
11:40信濃川に碇泊する「かもめ丸」で昼食。12:08出発。
信濃川では川上から川下に向かって吹く追い風が強くなり、私のファルトカヤックは横に流される力にパドル操作が対応できず、前に進むことができなくなった。張り子の舟であるファルトカヤックの弱点が現れてしまったのである。やむなく鉄人・村山さんのシーカヤックに私のカヤックをロープでつないで、舳先を前に向けてもらいながら、漕ぎ進むことになった。(村山さんお世話になりました。)13:00ふるさと村通過。
13:30関屋分水通過。風向きが変わり川下からの逆風となってパドル操作可能となったので、村山さんのシーカヤックとのロープをはずして漕ぎ進む。
13:45県庁通過。14:10八千代橋手前でトイレ休憩。14:30八千代橋通過。
佐渡汽船埠頭を過ぎるあたりから、私のファルトカヤックは風とうねりに翻弄されるようになったので、そこから「かもめ丸」に曳航してもらうこととなった。
2艘のカヤックは「かもめ丸」に曳航されて、15:30に山ノ下閘門に到着。 15:40に山ノ下閘門を通過し、河口の森に帰着した。
無事に河口の森に帰着することができましたが、結局、満願寺閘門から山ノ下閘門到着まで5時間30分かかったことになります。
今回の活動によって、昨年6月に村山富士男さんが自作のシーカヤックで果たした、阿賀野川~小阿賀野川~信濃川~通船川の「四河川回廊」48kmを1日で一周した偉業をたどり、「四河川回廊」一周を2回に分けて達成することができたわけです。これによって今後関心を寄せてくれる人々があれば、「四河川回廊」の舟旅を紹介し、お誘いするための経験(注意事項含む)の一歩を積むことができたと思っております。(世話人:佐藤)
※この活動は新潟市の地域活動補助金の助成を受けています。