日本人の伝統的自然観と治水のあり方―究極の治水策は400年前にある

公益財団法人 後藤・安田記念東京都市研究所が発行する月刊誌『都市問題』2018年6月号「特集:豪雨災害にいかに備えるか」に掲載された論文です。出版社の許可を得て掲載します。

タイトル「日本人の伝統的自然観と治水のあり方―究極の治水策は400年前にある」

著者 大熊 孝(新潟大学名誉教授)

リード文より

明治以降、人間が自然を支配して、洪水を征服するという考え方が強くなったが、それは、日本人の伝統的な自然観とは合わないようだ。

「山川草木悉有仏性」。自然のなかのあらゆるものは平等であるのに、人間のみが“欲”を持つ“うしろめたい存在”なのである。

そのことを自覚して、自然に対して謙虚になるところから始めたい。

 

全文はPDFにてお読みください。

●PDFをダウンロードする。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください