今年で3回目となる、JR東日本 信濃川発電所業務改善事務所との新年意見交換会
今年も恒例となりました、新潟水辺の会と信濃川発電所業務改善事務所との会費制による新年の意見交換会(JR東日本8名、新潟水辺の会8名)が、みずき野の事務所で行われました。
昨年の、宮中取水ダム魚道への鮭遡上はこれまでの最高の297尾(9/11~11/10の調査期間中)を数えました。昨年春に新設された魚道観察室も更に魚を見え易くするための大型窓改良工事を終え、今年春の稚魚が上流から下る姿を見れるようにしたとの報告もあり、早く見学したいと話もでました。
昨年の魚道観察室内部
本日は、当会の「鮭の稚魚放流支援サポーター基金」のお返しの品である能代川で捕獲された鮭の味噌漬け焼きや、ちゃんちゃん焼き、イクラを食べていただき、今後に役立つご意見を聞く場でもありました。それに併せて、大熊代表手料理の水餃子、海苔巻きサラダ、鮭のちらし寿司、ベーコンキャベツ牛乳スープが出されました。
鮭のちゃんちゃん焼きとイクラの醤油漬け
鮭の味噌漬けは白身魚のようで食べ易いし、鮭のちゃんちゃん焼きも大変美味しく好評でした。だが、皆さん一番人気はイクラの様でした。今後は皆様の意見を反映したお返し品を目指してゆきます。
今年は500尾の鮭の遡上を目指し、宮中取水ダムの取水口への迷入防止装置の設置の話題をしながらの意見交換会が8時過ぎまでありました。
今年で4回目となる、新潟水辺の会とJR東日本が合同で行う鮭稚魚の市民環境放流を、3月17日(日)に宮中取水ダム下流で予定しています。
2012年3月21日宮中取水ダム下流での鮭稚魚の市民環境放流
今年の鮭稚魚の市民環境放流予定
・3月9日(土)午前中 千曲川の西大滝ダム下流 数万尾
・ 同 午後 上田市 道と川の駅裏の浦野川 数万尾
・3月10日(日)午前中 千曲川支川鳥居川 数万尾
・ 同 午後 千曲川支川馬曲川 数万尾
・3月17日(日)午前中 信濃川宮中取水ダム下流 数万尾
・ 同 午後 津南町信濃川と中津川合流点近く 数万尾
今年も是非、鮭稚魚の市民環境放流にご参加ください。