信濃川大河塾報告

信濃川は甲斐(山梨)、武蔵(埼玉)、信州(長野)の 3県境に位置する甲武信岳(2,475m)に源流を発する流路延長367km、年間流量160億m3、流域面積11,900km2 を有するわが国を代表する河川である。上流部の長野県内では千曲川と呼び、新潟県では信濃川と呼ばれる。

新潟市はその最下流にあって、新潟市民は信濃川に親しみを抱いているが、千曲川(214km)が信濃川(153km)より長いことや、上流部の川の歴史や川文化、利用状況、水辺環境など、知らない人が多い。

 

そこで、信濃川、千曲川を知って川のあり方を見直すことを目的に、「新潟のみずつちの原点を探る、信濃川を訪ねる旅」とワークショップを企画した。

まず、水と土の芸術祭の原点である信濃川上流部、中流部、下流部について事前講座を8月21日開催した。

次に、本番の現地を自らの目で見、現地の方から川の歴史や文化の話を聞ききする。新潟県妻有地方(津南、十日町市)で開催されている「大地の芸術祭2012」の一部を見学する。そして最後に感じたことを話し合い、信濃川と新潟市民の今後の付き合い方に関するワークショップを28日~29日に行なった。

2012年-信濃川を訪ねる旅報告書

ワークショップ前に、水と土の芸術祭参加の吉原悠博氏の映像詩「シビタ」込められたメッセージ“遡ることによって見えてくる未来”を鑑賞したあとワークショップを行った。

旅の案内役は、信濃川を良く知っている当会の代表大熊孝(新潟大学名誉教授)が担当し、当会の役員が安曇野、犀川、飯山、十日町の大地の芸術祭の下見し、当日はスタッフとしてサポートをおこなった。

 

詳細は下記の報告書をご覧ください。

今年も三井物産環境基金の助成を受けて今年度も開催します。皆様の参加をお待ちしています。

2012年-信濃川を訪ねる旅報告書

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