信濃川水系五十嵐川・守門川の最新水辺情報

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『五十嵐川は死んだ』という地元の方々に「それで次世代に残せるんですか」と言ったことがキッカケで、大熊代表を現地にお連れすることになりました。

案内してくれたのが、地元藤兵衛工房の山田宏高さん、自然ガイドの小川もりとさん、三条からこの4月に下田に本社を移し、広大なキャンプ場をオープンしたスノーピークのインストラクター上原陽一さん。

景勝地八木ヶ鼻が見える道の駅で合流し、上流に向かう。カヌー基地になっているカワセミという拠点の河原では、ダムの影響で濁った川、石にシルトが付き、滑りました。全体に砂利の少ない川になっているのが問題ではと大熊先生の指摘。

地元の方々はかつて清流で獲れていたカジカやイワナ、アユなどの川魚がとれなくなったといいます。川石の裏に餌になる川虫も少ないと感じました。その後、笠堀ダム、大谷ダムを経て守門川へ。

守門川上流の吉ヶ平分校跡で保存会の大竹晴義さんや富部円さんに迎えられ手打ち蕎麦を味わいながら川談義をしました。短い談義でしたが問題を共有できたと思います。

写真は大谷ダム下のカヌー発着場、ダム上流のカジカ蛙、川ガキ、吉ヶ平、その上流で建設中の砂防堰堤です。

●1枚目はカヌー基地

大熊代表を招いて、現状の「死んだ川」とこれからの『蘇生させた川』について話し合いを始めたいと山田氏は話していました。

2枚目と3枚目は、大谷ダム上流での希少種?川ガキ4人とカジカ蛙。

4枚目は吉ヶ平分校跡。5枚目その上に砂防堰堤工事が進んでいました。

6枚目は、さらに上流の砂防ダム下に建設予定地にある巨木。サワグルミとトチノキです。

どうしたら清流を蘇生できるか長い取組が始まりそうです。

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