韓国ウルサン市「(社)テファ河(太和江)保全会」新潟来訪-2

7月27日(金)本日午後、皇太子殿下が新潟市で開かれる「2012北信越かがやき総体」におみえになるため朱鷺メッセなどの道の混雑が予想され、グランドホテルに大熊代表、梶副代表、相楽副代表、大崎世話人、山岸世話人、長谷川世話人、加藤の7名が予定より20分早い午前7時50分集合しました。

8時20分よりホテルの1室で大熊代表より新潟の水辺環境について説明があり、その後朱鷺メッセ展望台に向かいました。

朱鷺メッセ展望台からは普段は見える佐渡ヶ島は靄がかかって見ることは出来ませんでしたが、新潟市の概要を説明しました。参加者よりウルサン市は近くに山々があり、近くに山が見えない新潟は広いと言っていたのが印象的でした。10時信濃川河畔よりウオーターシャトルにて信濃川からの新潟の景色を堪能していただきました。ウルサン市にはこのように景色を眺められる船の就航はないとの事でした。

ウオーターシャトル内では、栗原社長より信濃川などの説明をいただきました。

11時前新潟ふるさと村に到着後はふるさと村を見学し、昼食をとり新川に向かいました。西川と新川の立体交差には現在、水と土の芸術祭市民プロジェクトで出来た「新川まるごと博物館」があり、松岡越後新川まちおこしの会会長が韓国語で皆さんを温かく迎えてくれました。

20分ほど西蒲原の地形や新川の成立過程について説明を受けましたが、博物館の中は暑く皆さん汗だくの状態でした。

新川と西川の立体交差を背景に記念撮影を行い、佐潟に向かいました。

佐潟は上潟と下潟の2つあり、周辺湿地部を含め1996年にラムサール条約に登録されました。流れ込む河川はなく、雨水と湧水の潟です。また、鳥類相が比較的豊富で、これまでに208種の鳥類が確認され、コハクチョウの越冬数は全国有数で、毎年2,000~3,000羽の白鳥が佐潟で越冬していますなどの説明を受けました。

佐潟より海岸線を走る国道402号線に出て、日本海を左手に見ながら関屋分水を渡りました。途中日本海の説明をすると、韓国では「東海」と読んでいますと言われ、ああ、そうだったと国の違いを改めて感じる処でした。

一番堀の白山神社の正面でマイクロバスを降り、赤い大鳥居をくぐって白山神社にお参りして3時15分新潟市役所本館に入り、篠田昭新潟市長への表敬訪問を行いました。

その後市役所本館6階 執行部控え室にて、新潟市役所 環境部 事業報告及び新潟水辺の会とテファ河保全会の活動報告と意見交換会を行いました。会場には大熊宏子世話人、横山通世話人、佐藤哲郎世話人、信濃川の説明をしてくださった栗原道平世話人も参加して、日韓の討論に耳を傾けていました。

その中では、韓国のITや環境への対応スピードの速さを改めて感じ、そのすごさを実感した意見交換会でした。

午後6時30分より、古町の田舎屋にて韓国新潟総領事も来ていただき、¥5000円会費で夕食交流会を行いました。

9時前お開きとなり、私たちは翌日もありそのまま自宅に戻りましたが、通訳の金子さん、諸橋さんは韓国の方と居酒屋で二次会に行ったとの事でした。大変ご苦労様でした。

3に続く。

 

 

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