2012年 新潟水辺の会 水辺ツアー参加者よりの感想  泉 興一

◆ 新会員の水辺ツアー感動編-1
新潟水辺の会主催、一泊二日「信濃川を訪ねる旅」8月28.~29日に参加しました。
一市民が専門講義を受けてどうなるかと思いましたが、外に発信する事の前に、自身の目で見て、地元で仕事をされている人を訪ねて直接話を聞く現場に、私は確かにいました。

 

 8月の大河塾での現地説明、1日目長野市姥捨と2日目の宮中取水ダムにて

 

 妻有で私たちは、大地からの大きな力をいただいた。大地の芸術祭作品にも感動した

その感動に私は驚いていました。そしてすぐに新潟水辺の会へ入会しました。

 

そして今度の二泊三日、9月20~.22日、
関西電力全面バックアップの黒部峡谷、未開放ルート特別実装参加型見学と、信濃大町で活動しているNPO地域づくり工房「傘木宏夫代表理事」のパネルによるプレゼンテ-ションと現地2か所、稼働現場で実地のフィールドワークでした。
 

 信濃大町のNPO地域づくり工房で、活動の説明を受ける

その内訳は
1. ミニ水力発電による環境学習の推進「川上博プロジェクト.ミニ水力発電所」、
2. ミニ水力発電による環境学習の推進「駒沢ミニ水力発電所」

宇奈月の黒部川電気記念館で説明を受けた後、関電4名(実装スタッフ2名)と欅平駅へ。宇奈月温泉駅からの朝一番のトロッコ電車には、新潟水辺の会の一行と「大きな組織の中で日常働いておられるヘルメット姿の人々」が乗り込み出発しました。

 

 トロッコ電車が駅に着くと、作業員の方々は続々と降りてゆく

一台のインクライン(作業用ケーブルカー)に23名が乗って上っていきます。
黒部ダムの地上に出るまで何回も乗り物、エレベーターを引き継いで進んで行きます。

 

 関西電力の上部軌道(バッテリートロッコ電車)と、インクライン(ケーブルカー)

関西電力黒部川第4発電所と黒部ダムを見学してトロリーバスで扇沢駅へそして大町へ、ここで個人による有資格者の設置義務のない10KW未満のミニ水力発電の様子を現場へ案内していただき、水力で電気を作り家庭で使用する有様をまのあたりにしました。

 

 川上ミニ水力発電所の手製水車と、ベトナム製の駒沢ミニ水力発電所水車

とても有意義な3日間の旅でした。バスの中では学習しながらも、笑いがたえません。
翌朝の早朝散歩では、秋祭りの準備をしている方から地元の歴史をお聞きし、交流しました。

夕べの宴は、「こんなにも人と人が信頼しあえるすばらしさ、ともに経験し仲間と学ぶ喜び、遊びと学びの渾然一体フィールドワークに感謝致します。
大人の男の魅せるおおらかさ、うつくしい大人の女性のやさしさと度量、夜のとばり帳、宴、お酒の楽しみかた、人の中に出て行き、人と話をする、友好をはぐくむものでした。
ありがとうございました。

 

◆ 新会員の水辺ツアー感動編-2  泉 純子
「冥途のみやげ? … 」
平成24年9月に、代表の大熊 孝先生の人柄に魅せられて、新潟水辺の会に夫婦で入会させていただきました泉です。
昨日、「黒四発電所.トロッコ電車の旅」から帰って来て感想を一言。
黒部ルートでの見学では、関西電力様の究極のご厚意により、黒部ダムの中程にある左右2つの放水口から大量の水がものすごい勢いで放水されているところを真横に見る中央のテラスから、腰に命綱を装着しての見学でした。

その為、皆、興奮気味でした。中でも会員の山田淑子さんは、めいどのみやげ話が出来たと感動されて居りましたが、黒部ルート見学を終えた、その日の宿の宴もたけなわの頃、事務局の佐藤哲郎さんより、山田淑子さんの命綱の腰のベルトのロックは、かかっていなかったとの話で大爆笑となりました。

笑いの絶えない参加者の女性、夕食時も同じく

しかし、めいどに行く人もなく、よく学び、よく笑い全員無事帰路に着かれました。楽しく充実した3日間お世話になりありがとうございました。
今後共、よろしくお願い致します。

いよいよ、いやようやく3日目に続く。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください