7.31阿賀野川の水害見聞

30日、フクシマ復興会議参加で阿賀野川に沿って上流へ走り、31日、帰りはR49を川沿いに下り、満願時から小阿賀野川を酒屋まで下る。

安田PA左岸側から阿賀野川の激流を見る。

揚川ダムは開放でも満水状態。

100年に1度の確立の豪雨と言う指摘どおり、川沿いの道路や集落は泥まみれでした。

10月末に、河畔林の保存か伐採かの専門家の議論がある。水害による河畔林の水没、倒木は広範囲だった。議論のヒントになるかどうか。

 

 

30日は冠水で不通だったR49麒麟橋~馬下間が31日開通。両岸の家々は床上浸水だったらしい。全量放流の揚川ダムもまだ写真の様に濁流が流れる。

 

 

安田付近、早出川合流地点より上流の阿賀野川下流域には両岸、中央とヤナギ林が広がる。それががバタバタ倒れていた。

 

阿賀野川から小阿賀野川に分流する直下に床固めがある。その左岸にある河川公園が冠水し、移動式トイレなど堤防上に引き上げてあった。

印象として、下流は川幅が広いが、上流はかろうじて河岸の平坦部に住まいがあるので、普段から大洪水への対応を考ええいるのだろうと思った。が、報道では初めて洪水被害にあった住民もいたという。想定外の多い時代になりました。【報告:相楽】

信濃川水系五十嵐川・守門川の最新水辺情報

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『五十嵐川は死んだ』という地元の方々に「それで次世代に残せるんですか」と言ったことがキッカケで、大熊代表を現地にお連れすることになりました。

案内してくれたのが、地元藤兵衛工房の山田宏高さん、自然ガイドの小川もりとさん、三条からこの4月に下田に本社を移し、広大なキャンプ場をオープンしたスノーピークのインストラクター上原陽一さん。

景勝地八木ヶ鼻が見える道の駅で合流し、上流に向かう。カヌー基地になっているカワセミという拠点の河原では、ダムの影響で濁った川、石にシルトが付き、滑りました。全体に砂利の少ない川になっているのが問題ではと大熊先生の指摘。

地元の方々はかつて清流で獲れていたカジカやイワナ、アユなどの川魚がとれなくなったといいます。川石の裏に餌になる川虫も少ないと感じました。その後、笠堀ダム、大谷ダムを経て守門川へ。

守門川上流の吉ヶ平分校跡で保存会の大竹晴義さんや富部円さんに迎えられ手打ち蕎麦を味わいながら川談義をしました。短い談義でしたが問題を共有できたと思います。

写真は大谷ダム下のカヌー発着場、ダム上流のカジカ蛙、川ガキ、吉ヶ平、その上流で建設中の砂防堰堤です。

●1枚目はカヌー基地

大熊代表を招いて、現状の「死んだ川」とこれからの『蘇生させた川』について話し合いを始めたいと山田氏は話していました。

2枚目と3枚目は、大谷ダム上流での希少種?川ガキ4人とカジカ蛙。

4枚目は吉ヶ平分校跡。5枚目その上に砂防堰堤工事が進んでいました。

6枚目は、さらに上流の砂防ダム下に建設予定地にある巨木。サワグルミとトチノキです。

どうしたら清流を蘇生できるか長い取組が始まりそうです。

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