平成26年度水辺愛護・保全団体交流会

平成26年11月15日(土)

新潟地域振興局 地域整備部の主催による「水辺愛護・保全団体交流会」がハードオフエコスタジアムで開催されました。

新潟県内で水辺の保全に関わる、およそ20団体が参加し意見交換や活動発表、現地視察が行なわれるものです。

新潟水辺の会からは事務局長として私、長谷川が出席しましたが

山岸副代表、中村監査も別の団体から出席していました。

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まずはじめに水の駅「ビュー福島」(指定管理者 福島潟みらい連合)事務局長の佐藤安男氏から講演があり、その後、活動発表として「越後新川まちおこしの会」「中野小屋地区西川を守る会」による活動発表が行なわれました

この後、 今年から参加者によるグループ討議が行なわれる予定でしたが

時間が押したため行なわれなかったの残念です。

これだけの団体が一堂に会す機会もなかなか無いと思われるので

来年に期待したいと思います。

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午後からはバスで移動し、現地視察を行ないました。

最初に訪れたのは新川と西川の立体交差地点でした。

「越後新川まちおこしの会」の活動発表でもあったのですが新川では地元、中学生なども参加する河川清掃があるとのことでした。

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続いて佐潟にある佐潟水鳥・湿地センターを訪れました。

ここで佐潟の概要などを伺いました。

佐潟はラムサール条約に登録された新潟市で三番目に大きい潟で

地域住民による団体の関わりが盛んであるなどのお話を伺いました。

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最後は西川の西川緑地公園を訪ねました。

この場所も水辺の会と同じく河川占有の公園として「中野小屋地区を守る会」が管理しているそうで、花壇にはチューリップなどの花を植えているそうです。

ここもやはり河川に流れ込むゴミの量が多く苦慮しているとのお話でした。

 

 

今回、初めて多団体の方との交流会に参加させていただきましたが、

水辺の保全に関わる団体同志で、こうした意見交換などが、もっと活発になれば

新潟の水辺環境も少しは変わるのだろうか、と感じた一日でした。

 

 

 

平成26年度・新潟市環境フェアが開催されました。

10月5日(日)新潟市万代シテイ通りで平成26年度・新潟市環境フェアが開催されました。

環境フェアは新潟市が毎年開催しているイベントで、展示やイベントを通して、

身の回りの自然環境や環境問題に関心を持っていただくことを目的としたもので、

今年は「未来に残そう豊かな田園環境」をテーマに行なわれました。

新潟水辺の会も参加45団体とともに出展しました。

今年は佐藤哲郎さん、横山さん、浅井さん、金田さん、杉山さん、浅井さん、Hさん、

笹子さん、長谷川での運営担当でした。

 

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当日は台風の影響で午後から小雨模様となりましたが、メインのエコステージで

地元アイドルたちのライブが行われるなど、大勢の人で賑わっていました。

 

当会のブースでは、新潟水辺の会紹介、新潟市の水辺環境、通船川清掃および親水活動、信濃川鮭稚魚放流活動の展示に加え、ファルトカヌー(組み立て式カヌー)の試乗体験、新潟の水辺に関するクイズなどを実施しました。

 

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『カヌーに乗ってみませんか?』と声をかけると、親子連れ、カップル、友人同士など

多くの方が立ち止まり、興味を示していただきました。

今回、カヌーに試乗した子供たちの内、何年後かに1人でも良いので水辺に漕ぎ出す事を祈っています。

 

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昨年は約70人の来場者でしたが、今回は200人と大幅に記録更新。

その一役を買ってくれたのが会員の笹子さんの愛犬『テツ』ちゃん(3歳メス)でした。

道行く人がテツちゃんを見かけると「可愛い〜〜」と足を止めてくれ、彼女も愛嬌を振りまいてくれました。

笹子さんは昨年の環境フェアで当会ブースに立ち寄り活動の趣旨に賛同し

会員となって頂いた方です。

毎月第2土日の通船川で行なわれる親水活動・川のゴミ拾いにテツちゃんと参加し、

愛犬と共に通船川でカヌーを漕ぐ姿(テツちゃんはカヌーに乗るカヌー犬でもあります)は、なんとも羨ましいものです。

 

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二人の乗りのファルトカヌーに試乗した方とともに写メに納まるテツちゃんです。

特に子供たちの姿を写メで撮影する親御さんの姿が目立ちました。

 

また展示を見た方から「鳥屋野潟が海面よりも2.5mも低いなんて知らなかった。」とか「通船川の場所が分からなかった。」、さらに「もっと、こうした活動を伝えてください!」などのお声を頂きました。

他にも、「以前は通船川でのゴミ拾いもしましたが、最近、諸事情でご無沙汰しています。」という会員の方も立ち寄っていただくなど、こうした外へ出ての広報活動も大切なのだと思った一日でした。

 

さらに来年は『パッと見て活動の内容を伝えられる展示にしたい!』とグレードアップした展示内容にしよう!と感じた一日でした。

信濃川〜日和山海岸クルーズ

9月4日(木)湊まち新潟歴史ウォーク実行委員会・事務局の岩瀬様からのお誘いで信濃川〜日和山海岸クルーズに乗船して来ました。湊まち新潟歴史ウォーク実行委員会メンバーの他に、新潟水辺の会の乗船枠を用意して頂いたとのお声がけによるものです。

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午前10時50分、新潟港湾・空港整備事務所から湊まち新潟歴史ウォーク実行委員会の方々と共に乗船、まず信濃川を遡り左岸の造船所などを眺めながら萬代橋へ向かいました。信濃川から眺める萬代橋はアーチ部の美しさが一段と強調されるようです。

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途中、造船所などを眺めながら、新潟地震の時に、この周辺は津波で浸水し、水がなかなか捌けなかった事などのお話を実行委員の方からお聞きしました。

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萬代橋〜柳都大橋間の右岸整備は、そろそろ終了するようです。係留されているヨットは風景としては素敵なのですが、新潟市街にヨットハーバーが無いので持ち主は苦労しているとの話でした。一時期、不法係留が問題になりましたが、根本的な解決はしてないようです。

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続いて海へ出て日和山海岸沖へ。当日は天気にも恵まれ、ゆっくりと海上から新潟市を眺める事が出来ました。遠く飯豊や五頭山脈、反対側には角田山・弥彦山が見えました。改めて越後平野の広さを実感した次第です。

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帰りがけに防波堤の上を自動車が走っているのが見えました。港湾の関係車両なのでしょうが、防波堤に立ち入った事の無い自分には驚きの光景でした。確かに2キロほどもある防波堤先の灯台の点検などは自動車でなければなぁ、と納得した次第です。

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再び信濃川へ入り、山の下埠頭と通船川の位置を確認しながら戻りました。川の上から見る機会もあまりなかったので、港湾部の位置を記憶しておく事が今後、活動する上で大切だと感じました。

今回、乗船の機会を与えてくださった岩瀬様に感謝いたします。ありがとうございました。

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余談ですが、9月3日に山の下埠頭に接岸した「飛鳥2」を目撃しました。この後、函館へ向け出航し、9月5日15時に再び、新潟へ戻って来たようです。全長241メートルの船体は、まるで巨大なビルが横たわっている様な大きさで驚きました。

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